テニスコート内のラインやエリアの名称は、テニススクールのレッスンや試合のルールを覚える上で必須の知識と言えます。テニススクールやクラス、コーチにもよりますが、ライン名を知ってることが前提で練習方法を説明されたりするので、知っておいて損はないでしょう。
テニスへの理解が深まると、よりプレーが楽しくなってきますので、この記事では、テニスコートのラインの名称とその役割に焦点を当て、プレーで必要となる基本事項を解説します。
ベースライン（Baseline）
ベースラインはテニスコートの一番奥のラインで、このラインからサーブを行います。
ベースラインを踏んだり、またいでサーブをした場合、フットフォルト（フットフォールト）という反則行為となってしまうため、サーブを打つ時はベースラインを踏まないように注意しましょう。ちなみに、サーブを打った後にベースライン上やコート内に着地しても反則にはなりません。
また、ベースラインより外に出たボールはアウトになるので、リターンを返す際は相手コートのベースラインよりも内側に入れる必要があります。
サービスライン（Service Line）
サービスラインはベースラインとネットの間に引かれた引かれたラインで、サーブを打つ時は相手コートのサービスラインよりもネット側の枠内にボールを入れなければいけません。サービスラインを越えてしまうと「フォルト（フォールト）」になります。
シングルス・サイドライン（Singles Sideline）
シングルス・サイドラインはシングルスマッチの際にコートの側方に引かれたラインです。シングルスマッチでは、このラインを境にサービスやリターンが行われます。
ダブルス・サイドライン（Doubles Sideline）
ダブルス・サイドラインはダブルスマッチの際にコートの側方に引かれたラインで、シングルス・サイドラインよりも広くなります。ダブルスでは、この広いエリア内で試合が進行します。
シングルス・ベースライン（Singles Baseline）
シングルス・ベースラインはシングルスマッチで使用されるベースラインです。シングルス・サイドラインとともに、シングルスの試合エリアを定義します。
ダブルス・ベースライン（Doubles Baseline）
ダブルス・ベースラインはダブルスマッチで使用されるベースラインで、シングルス・ベースラインよりも広いエリアを規定します。ダブルスの特有の戦術やプレースタイルに対応しています。
これらのテニスコートのラインは、試合の進行や戦術の展開において重要な要素となります。選手はこれらのラインを把握し、正確なプレーを心掛けることで、効果的な戦略を実行できます。
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