【テニス初心者向け】テニスラケットの握り方と基本的な打ち方

テニス

テニスを始める初心者の方へ、テニススクールなどで教わったテニスラケットの握り方(グリップ)と基本的な打ち方についてご紹介します。これらの基本をマスターすることで、ラリーが続き、テニスがより楽しくなります。さっそく基本を確認してみましょう。

テニスラケットの握り方

テニスの基本はラケットの握り方(グリップ)から始まります。グリップも色々ありますが、自分のプレースタイルに合ったグリップを選べると、安定したプレーに繋がります。

コンチネンタルグリップ

コンチネンタルグリップは、包丁を握るように、ラケットを地面に対し垂直に持つ握り方です。
ポイントは人差し指と中指の間隔を空けることです。フォアハンド・バックハンドの握り替えを行わずにプレーをしやすいグリップで、ボレーやサーブ、スマッシュに適しています
なお、フォアハンド・バックハンドともにスライス回転をかけやすい一方、トップスピンをかけづらい点には注意が必要です。

イースタングリップ

イースタングリップは、打球する面の裏側から握手するように持つ握り方です。
ラケット面はほぼ前向きでスイングも地面と平行に移動しやすいため、ボールのスピードを出しやすく、回転の少ないフラットショットを打つのに適しています
なお、ボールコントロールがしやすい一方、トップスピンをかけづらい点には注意が必要です。
「芝の王者」として有名なロジャー・フェデラーは、イースタングリップに近い薄めの握り方をしています。

ウエスタングリップ

ウェスタングリップは、地面に置いたラケットを拾った時の握り方で分かりやすく、テニスを始めたばかりの方におすすめです。
ウエスタングリップはトップスピンをかけやすいという特徴があります。トップスピンはボールが縦回転で下方向に曲がるため、相手コート外に出るリスクを減らし、プレーの安定性を高めることができます。力強いショットを打つとオーバーしやすいため、トップスピン重視の方にはおすすめです。
なお、高い打点で強打しやすい一方、ボールのスピードを出しづらいという特徴もあります。
フォアハンドを前足でジャンプして打つ「エア・ケイ」で有名な錦織選手は、厚めのウエスタングリップです。

セミウエスタングリップ

イースタングリップとウエスタングリップの中間の握り方で、現代テニスの主流とも言われます。
フラットもトップスピンも打てるバランスの取れた握り方です。
なお、ボールコントロールがしやすい一方、ウエスタングリップと比べて、高い打点が打ちにくいという特徴もあります。
クレーコートに強いことで有名なラファエル・ナダルや、守備力の高さで有名なノバク・ジョコビッチは、セミウエスタングリップです。

フォアハンドの基本的な打ち方

スタンス

足を肩幅に開き、軽く膝を曲げた自然なスタンスをとります。体の横にラケットを構えましょう。

スイング

ボールが近づいてくると、ラケットを前方に振ります。体を軽く回転させ、腕を使ってボールにラケットを当てます。

フォロースルー

ボールに当てた後も腕をしっかりと伸ばし、フォロースルーを行います。

バックハンドの基本的な打ち方

スタンス

足を肩幅に開き、軽く膝を曲げたスタンスをとります。バックハンドを打つ場合、足はやや斜めに配置します。

スイング

ボールが近づいてくると、体を軽く回転させながらバックハンドを振ります。ラケットの表面でボールに当てるように心掛けましょう。

フォロースルー

ボールに当てた後も腕を伸ばし、しっかりとフォロースルーを行います。

結論

テニスラケットの握り方と基本的な打ち方は、テニスが上達するための鍵となります。
プレースタイルに合った握り方や打ち方をマスターすることで、安定したプレーが可能になります。練習を重ねながら、少しずつ上達していきましょう。

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